Regression
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毎年12月13日は南京大虐殺記念館で南京事件追悼式典が行われている。2014年からは国家的行事にも制定された。
「铭记历史,珍爱和平(歴史を記憶しよう!平和を愛そう!)」とある。
南京大虐殺記念館には、2000年頃にも一訪れたことがある。
当時の記念館には明らかに加工と分かるような写真などが多かったが今では、そのような捏造写真は撤去されている。
一方20年前と一貫して変わらないのは「30万人」という数字と「虐殺」という言葉だ。
記念館のいたるところでこの「30万人」という数字を見ることができる。
当時の南京には30万人もの人はいなかったともよく言われるが、中国側は南京陥落から約6週間、南京市を含む周辺地域で起きたもの全てを南京事件としている。
南京事件で亡くなったとされる方の人骨だそうだ。
記念館では大量の資料や写真を展示し、虐殺があった経緯などを時系列に詳細に説明している。
中国人がこの記念館を訪れれば、中国側の主張する「南京事件」を信じるだろう。
記念館には周辺の都市から多数の修学旅行生も見学に訪れている。
そして、記念館は南京事件をこう締めくくっていた。
「我们要记住历史,不要记住仇恨(歴史は忘れてならないが、恨みはもってはならない)」
李秀英さんという生存者の言葉だそうだ。
13日の式典の日に食堂でビールを飲んでいると「日本的新干线很好(日本の新幹線は素晴らしい)!」という中国語が聞こえてきた。
南京では親日的な人ともよく出会う。(というよりも反日的な人には会ったことがない。)
東京、大阪、名古屋、札幌等から南京直行便もあり、年に何度も日本を訪れる南京人も多い。
彼らが南京事件に対しどう思っているのか分からない。だが彼らはオレたち日本人と話すときは歴史的な部分には触れないようにしようという気遣いは感じ取れる。だからオレも彼らと接する時は過去には触れず「今」のことしか話さないようにしている。
それにしてもキョウサントウの人権弾圧、宗教迫害にはウンザリだぜ。Punkの方がよっぽど平和主義だ。冒頭の「平和を愛そう」という言葉をそのままキョウサントウに返してやりたい。
さて、学期も残り数日となり、冬休みを迎える。学期中は週休4日で大した仕事をしているわけじゃないが、長期休暇中はPunkとして過ごす大切な期間でもある。いいかい、オレはpunkだ、punkで生きたい、punkで在りたい、そしてpunkで死にたい。
それじゃ「祝大家新年快楽!」(みんな、よいお年を)!
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