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2019年10月21日 (月)

old soldiers never die they just fade away

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例えば、人生は驚きで一杯だ、と書く。

人生だが小説を読むより面白いと思うのは「人生」が「小説より奇なり」な場面と遭遇することがあるからだ。その場合の「人生」は一秒とも中断できない。この「人生」を「ラグビー」に置き換えてみればどうだろう。また人生に「酔う」とか「つまずく」とか、それも「ラグビー」だとなる。今回のW杯ラグビーは楽しく心を熱くして感動させた。つまり、不幸は単純(シンプル)だが幸福感とはいつもバライティーに溢れているのである。大げさに書けば人生(ラグビー)は(試合の)結果や原因ではなく、自分で変えていくということ以外ないのである。

この前「古いという理由だけで何もかも無くなっていく」と書いた。これはタイトルのjust fade awayに近い。これは切なさ侘しさを意味しない。むしろ、不安から免除されたことになる。兵士というものは常に死への不安が付きまとうからだ。ところが「不安」がなくなるとあらゆる「価値」が「名目」だけになってしまう。こうなると精神の均等を保つのが難しい。何しろ全てが名目だけになるのだから。
現実が夢想になり幻覚が現実になる。米国作家の本だったか「悪事を働くのは悪魔から命令された善人だ」と書かれてあった。アメリカ社会にはこのような「善人」が多いのであろう。さらに付け加えればこのような「善人」は「天使に変装した悪魔」だそうだ。

さて、読書しているとナンジャラホイというような一節に出会うことがある。それがこれである。
「これが私の一生であり、生き甲斐のあるものだった、もしもう一度やれるのなら同じ一生を喜んで生きるつもりだ」
仏教哲学愛読者としては、このような変に甘い自己肯定は繊細さに欠き自己満足にふんぞり返っているとしか思えないのだ😀。まあ、勘違いは誰にもあるから、これも是とするか。
隠遁生活はこのように「読書と酒の日々」である。そして冒頭のrugby観戦。そこで前述したように「人生に酔う」のであります。もっとも酔っ払ってもけっして(同じ一生を喜んで生きるつもり)などどふざけた戯言は申しません。しかしナイスな女から(あたいが生まれ変わってもあんたに惚れたいわ)などと囁かれると、すっかり舞い上がりぐにゃぐにゃに酔っ払ってしまうのであります。old soldier(老兵)はまだ死んではおりません。

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