« my foreign excursion | トップページ | old books »

2019年5月 6日 (月)

pain

Photo_17
痛みには肉体的なものと精神的なものがある。
(アンダマン沖に停泊しているのがわがジャンピング・ジャック・フラッシュ号)

これまでなんどか酷い「痛み」を被ったことがある。数年前は自転車酒酔い運転転倒鎖骨骨折で救急車に初めて乗せてもらった。このとき救急隊員が「名前は?」と問うから「誰の?」と返答したので病院ではMRIで脳検査をされた。事故などで救急搬送された場合は脳検査をするそうだ。
鎖骨骨折だが痛みが襲ってきたのは酔いが冷めた翌日からだった。自殺したいと(^o^)思うほどの痛みであった。
昨年はバンコクで足親指亀裂骨折。ヒビだけでも痛いもので歩行困難になるほどだった。思い出したが鎖骨骨折以前久しぶりのテニスで右肩腱板断裂したことがある。これも痛い。腕が上がらない。小さく前にならえぐらいしか可動域がないのだ。右鎖骨に右肩腱板断裂のおかげで今も右肩に違和感がある。
これらの「ケガ」はわかりやすいが「内蔵」になると視認できないから痛さに恐怖が加わる。過日の尿管結石のことである。激痛は脂汗を伴いいよいよ覚悟を決め119に打電した。電話口の救急担当者は大したもので要領よく(問診)したあと救急車を派遣してくれた。救急病棟ではMRIと血液検査に心電図。座薬痛み止めと点滴。処置はこれだけだが精神的な安心感もあって痛みが和らぎ帰宅となった。だが右腎臓に石は残っているが痛みは左側、左側の石は出たのか消滅したのか。ともあれまたぞろ発作が起きるかもしれぬ恐怖はあるものの痛みが和らぐとビールが美味い。痛みはおいらにとっては喉元すぎれば、となるようであります(^o^)。
さて、精神的痛みだが、これは「悲しみ」「苦しみ」と置き換えてもいい。これらは現実現象から起きる。ケガの痛みと違い他者の介在や自己体験がある。そのような(精神的)痛みを味わったことは誰にでも何度かあるだろう。
おいらは物を書いて商ってきた。
とりわけ「小説」はなにもないところから体験経験を濾過させそれなりの文章にするわけで、売り物の文章には読ませる技術が求めらるわけで、学習練習。理念と現実。肉体的精神的状態によって文章のカタチになるのである。
精神的痛みを受けた瞬間は(文章より映像)が痛みや悲しみをしかっり固定する。悲惨な事故現場からのリポーターの報告が映像と乖離して間抜けに感じるのはリポーターの技術もおそまつである以上にその人の持つふだんから物事に対しての理念などが間抜けているからだろう。リポートせずに映像だけを流すほうがどれだけ説得力を持つか間抜けには理解できないようだ。
話を失恋にします。
失恋した瞬間は泣き崩れたり、やけ酒をのんで暴れたり、なかには自殺未遂を起こす人や自殺する人もいる。これらは精神的痛み苦しみ悲しみに耐えられないからだろう。このような状態で文章を書けるのは詩人でしょう。詩人というのはは天才というべき精神的感性を持った人です。だから一行も書かなかった詩人がいるのです。物書きはブツを残さないと作家とは言われません。作品が全てです。
さて、失恋をして自殺しなかった人は時間経過と共に痛みも苦しみも薄らいできます。そこで過去に味わわった痛み苦しみ悲しみを書くことで、その痛みを外科手術のように摘出してやろうと思いつき、机に向かってみると、癒えていたはずの痛みが空から舞い降りたかのように金縛りにさせてしまうのであります。この痛みが恋愛小説(ラスト小説)が書けない原因です、なんちゃって^o^)。
Img_0072_1
(2016年20数年ぶりにハバナを訪れた。RストーンズコンサートにCKにモヒートもう一度行きたい(^o^))
隠遁生活中のカテゴリーは「女たち」と決めたので、どうしても過去の女たちにたどり着かざるを得ない。書きながら女たちへの渇きを感じてしまうのはまだ色気の残滓があるからか(^o^)。かつて「世界の下半身」を連載していたとき、Punk五十嵐や友人たちから送ってもらったネタから旨味を絞り出し妄想を味付けしてそれなりのポルノ文にしてきたものだ。それらの作業も6年続けると初々しさ瑞々しさも枯れてしまうのであろう。恋というのも花のように蕾からやがて咲き乱れ、散って枯れていくのでありましょう。古希に咲く花もなき盆栽かな、なんのこっちゃ(^o^)

ところで、2代目Punk五十嵐は偽りの模範教師として田舎生活を送りストレスがたまっているそうだ。ストレスだが目に見えないから始末に悪い。もっともストレスがなくなればそれはそれでストレスになるのではないか。ストレスを「女」と書き換えればどうだろう。男はこれにいつまでも振り回されるのであります(^o^)。

|

« my foreign excursion | トップページ | old books »

女たち」カテゴリの記事