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2018年6月15日 (金)

this is the way I do it

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旅には「かたち」というのがある。

これまでは「巡礼の旅」としてきたが、これからは「漂流」になる。これは読んで字のごとく、漂い流れることだが、わが「漂流」は英語で「lost position」となる。
パイロット訓練中に雲の中に入り込み機体の状態が斜めとかになっているのもかかわらず正常だと「思い込む」ことは「Vertigo」という。
わが旅の「かたち」は「lost position」に「Vertigo」を上乗せしたようなものだ。つまり、ここはどこ、わたしはだれ(^O^)である。わが信条は(孤立を恐れず連帯を求めはしない)が、隠遁生活は「孤独」である。それを理解したのはTOKYOで50年来の友人と再会した時だった。彼はガン摘出をして抗癌剤治療を続けたあとだった。
ガンでは「散歩する象」の編集者だった眞井さんをなくしているし、リオ時代の相棒と言えるガキの頃からの友人も舌癌でなくしている。眞井さんが死去してから物を書く気が失せたし、相棒が逝ってからはやんちゃんことに興味がなくなった。
そして、大澤のガンである。
孤独というのは、大切なものを剥がされていく状態だ。なんでも話せる友がいなくなるのは教会で懺悔できなくなるのと同じだ。罪の告白が出来ないのは便秘で苦しむのに似ている(^O^)。もっとも、罪を告白したからといって悔い改める気はない。ただ、罪(謝りたいこと)はあるが、謝ってもらいことも在るから、これは五分と5(いつつ)だ。わが罪は友人に話すとスラップスティックな物語に変わっていくのである。それは不謹慎ではあるが懺悔したようなものだ。ちゃうか(^O^)
09
ヨットライフでソロ航海をしたことがある。
(写真はテオマン島からシンガポールに向かう途中。この時はカタルーニャ娘エステラが同乗した)
単独航海にはGPSとオートパイロットが必要であるが、これは機械で故障もする。そこで海図に2時間おきに自船位置をマークしておく。そうすれば「lost position」にはならない。友人がいなくなるのはマークが出来ないことでもある。編集者がいないと自分の書いたものがどうなのかわからなくなり、わたしはだれ、になる。
次の旅もこれまでと同じように、ボクシング合宿やムエタイジムに通う。同じ事をしていても精神はこれまでとは違う。孤独というものを克服する旅になるのではないか。旅は時間の移動でもある。時と共に時空を駆けるのである。精神世界への旅もわが旅のかたちだ。
さて、いつものように荷造りを済ませた。今回も5分で終えた。しかし、いつもと同じ行動をしていても精神は違う。これからは「精神の旅」になるのであろうか。どっちにしても、旅も楽しむためにあるんだぜアミーゴ!this is the way I do itであります。

ところで、二代目Punk五十嵐だが、職場変更による新規ビザ取得には無犯罪証明書が必要だとかで一時帰国した。中国では模範市民の大学教師だが、日本ではパンクバンドに格闘選手でもあった。この落差を本人も楽しんでいる。つまり2人分の人生を送っているのである。

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