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2018年5月17日 (木)

wandering spirit

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旅は旅行と違う。異質のものだ。

旅が人生に例えられるのは「目的」がないからであろう。人生とは生まれて逝くまでの時間帯である。その時間内に様々な「目標」を持つことはあるが、わが人生そのものに目的はない。人は生まれた時から死を約束されているから、目的があるとすれば「あの世」に旅立つことであろうか(^O^)。死に意味を付加させるのは生き残った人たちの役割である。
旅行は計画された行動である。
出発から帰還まで日程通りに行われる。しかし、旅はそのまま行ったきりになり戻らないこともある。旅行が「秩序正しい行動」であるとしたら、旅は「無秩序な行動」になるのであろう。旅が好きな理由はこの「無秩序」が自分を魅了するからだ。
タイトルの「wandering spirit」はMick Jaggerのソロアルバムのタイトルでもある。邦訳だと「放浪の精神」になる。放浪だが経験を積み重ねてしまうと「無秩序」だったことが「秩序」立てられたひとつの「法則」だったように思えることがある。
古くからの友人からメッセージを頂いた。
「人生は出会です。出会いは必然とも言われます。それはお釈迦さまが仰っていたような。悪しきアクシデントは経験や次のステップの糧になり、良き出来事は、やはりご縁で。そう考えると、人生に無駄なことはひとつもありませんね」
このメッセージを糧に放浪(旅)を続けていこうと思う(^O^)。
話を戻す。
学生時代、アナキズム研究会に出入りしていた。この研究会は校内のスロープ下にあった小さな部室である。ここに集っていたのは5人ほどであった。これといった研究はしなかったがバクーニンや大杉栄の著書を読んだ。それらの本の中で今も覚えているのは大杉栄の「美は乱調にある」という一行ぐらいで、その延長線上に「甘粕大佐」を愛読した。この「甘粕大佐」の著者は角田房子さん。研究会のメンバー大澤(この後、彼は大学を中退してシナリオ作家になるのだが)は女性作家の凄さに男性作家は敵わないなあ、と漏らしていたのを物を書くようになって何度も思い知った(^O^)。
さて、日本ライフは地方都市で隠遁生活を送っている。
ここでは何事も秩序立てられているように感じさせられる。その点、大阪という町はまだアナーキーな雰囲気が残っていて過ごしやすい。アナーキな雰囲気は自意識過剰の必要性を薄めるからであろう。そのような雰囲気は街で暮らす人たちの考え方や気分を反映させているわけで、大阪人のおもしろさは「乱調」にある(^O^)。だから秩序立てられた国家社会に暮らす外国人に大阪が人気になるのだろう。
わがwandering spiritは大阪で培われた。
その精神は学生時代東京で磨かれ、以来、放浪を続けることになる。放浪の合間にいろんな仕事(^O^)をこなし原稿を記事を書いてきた。放浪を支えるているのはその精神と肉体である。地方都市隠遁秩序正しきライフでその精神は逆にブラッシュアップされているのだ。つまり、放浪への想像力が独立して動き出したのである。わが放浪精神は無秩序で乱調だが健全である、と思う(^O^)。

ところで、二代目Punk五十嵐は体調を壊した原因は風邪だったとメールを送ってきた。Punk五十嵐風にいえば、いいかい健康に気をつけないとパンクな生き方ができないぜ、不摂生はパンクじゃない、てこと。ともあれ二代目は相変わらず楽しんでいるようだ。そう、人生は楽しむためにあるんだぜ(^O^)。

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