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2012年11月16日 (金)

秘密と正直者

秘密はその響きからして官能的でなければならないが

使い方を間違えると愚かしく滑稽になる。しかし、秘密を育て上げようとする当人たちにとって、その時は最上の方法であり、正しい情事なのだ。
秘密は共に「罪」を犯すことによって「快楽」を得ることになる。だが、共犯関係が崩れると秘密を育て上げる力は失われてしまい、間違った情事となってしまう。秘密は儚い夢の共有なのだ。夢は必ず覚める。それでも夢は見た方がいい。すくなくとも退屈な日常より夢のような冒険を楽しめるのだから。

野田総理が自らを「バカ正直」者と公言した国会中継を見たが、彼は正直にバカをつけたのではなくバカに正直を付け足したバカである。政治世界に正直者は棲んではいけない。正直に発言すればどうなるであろうか。
例えば、非核三原則。これで核は日本に持ち込ませないことになっているが、米国政府は核を積載した戦艦を日本に寄港していると公表しているではないか。この場合、日本の政治家か米政府のどちらかが「嘘つき」になる。
知っているのに知らん顔。これも政治である。意味不明の単語は政治用語である。政治には官能的な響きはないが、㊙や共犯はゴロゴロある。それを海千山千というのである。これはこれで物語になる。なにしろ政治も男と女のゲームのように崩壊と構築を繰り返すことが本質なのだから。やっとられんよ。

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