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2012年4月23日 (月)

ブギブギ

英語は「boogie」であり、もとはジャズピアノ演奏スタイルのひとつだった。

同志に頼まれ、ベトナム戦争時代(60年代中頃から70年代前半)に人気のあったフィリッピンロックを探した。
セブのダウンタウンのCD店を訪れたが売られているのはDVDでCDはほとんど扱っていない。
店員もベトナムの戦後(1973年アメリカ撤退、75北ベトナムによる南北統一)に生まれた若者だからわからない。
露天では違法コピーCD(3枚200円)があったが最近の作品ばかりである。
時代だと諦めていたところ、スターバックスで出会ったロングヘヤーのおにーちゃん。
彼はロックバンドをしてそうな雰囲気である。尋ねてみた。
「ああ、その時代なら彼だね」
紙ナプキンに書かれたMikeHanopolを握りSMショッピングモールにあるCD屋に向かった。
店員は棚の下から1枚のCDを取り出した。懐メロコーナーだろうか。試聴させてもらった。
タガログ語で歌われているロックは軽快で心地よい。音楽はメッセジーのある歌よりもココロとカラダをブギブギさせてくれるのがいい。
店員はこれがいいと押し付けるように買わせたのがFreddieAguilarが歌う「AnkaEpilog」だった。
これは日本では杉田二郎が歌った「息子」だそうだ。ByT同志。
これは聞き覚えがある。息子に言い聞かせてる父の遺訓であろうか。おいらが死んでも衛星ロケットを発射するのだよ、わかったね、わが息子よ!とは歌ってはいない。ベトナム戦争時代の歌である。
この時代の韓国はベトナムに参戦した。それと引換にアメリカから援助を取り付けたのである。まさに血を流すことで国を繁栄させようとしたのである。ちなみにフィリピン、タイ、 オーストラリア、ニュージーランドが南ベトナムに派兵した。
一方、日本は米軍に北爆基地などを提供して、朝鮮戦争に引き続き、ベトナム特需で軍事産業関係が潤い、学生たちはベトナム反戦運動を繰り広げた。
その時代に流行ったロックやフォークはボーダレス化して全世界で歌われた。
時代と共に音楽も変わり、あの時代の音楽を聞くと、その頃の自分と時代が蘇る。それはそれで心地良いセンチメンタリズムであろう。しかし、おいらは、このような音楽を聞いたあとは、尻振りダンスが踊れそうなブギウギなどを聞きたくなるのである。

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